軽キャンパー ドリームミニ 作業報告
Work Report

作業報告に関する業務日誌

茨城県 J様 作業報告

軽キャンパー ドリームミニ

茨城県ひたちなか市にお住いのJ様ご注文の軽キャンパー「ドリームミニ」が、八割方完成いたしました。

メーカーの安全装置セットオプション(1.レーダーブレーキサポート、2.誤発進抑制機能、3.エマージェンシーストップシグナル、4.車両走行安定補助システム≪ESP-R≫)付きの新車エブリイ ジョイン 2WD 5AGS(オートマ)をベースにした、二段ベッド仕様です。

また、これは初めての試みなのですが、ベッドが茶色のモケット張りになっています。これまでのレザー調のベッドに比べ、肌触りが良く寝心地もアップしそうです。

ドリームミニ」二段ベッド仕様とは、車内での就寝を中心に考えたシンプルなつくりの軽キャンパーです。

後部居住空間の片隅に普段邪魔にならないように設置されている車載家具と、ヘッドレストをはずした運転席を橋渡しするようにマットをセットするだけ。182cm~203cmの幅で長さ調節可能で、約90kgの重量まで耐えることができる二段ベッドができあがります。

また、下段ベッドは175cmの長さがありますので、それ位の身長までの方であれば就寝することができます。平均的な身長・体重の男性でテストしたところ、上段ベッドはまったくグラつくことなく安定していますし、上・下段ベッドどちらも立膝ができるほどの高さが確保されていることがわかりました。実際横になってもらうとご理解いただけると思いますが、見た目以上に快適に眠ることができます。

左側二列目シートを倒してできるフロアには、スノボや自転車など尺の長い物を積み込むことができます。当然ベッドマットを敷くことで寝床にもなるので、二段ベッドと合わせて全部で大人三人の就寝が可能になります。

そして、車載家具内部には105Ahサブバッテリーや、1,800WDC/ACインバーターが装備されています。サブバッテリーにはもちろん走行充電機能が搭載されていますし、その電力を1,800WDC/ACインバーターでAC100Vに変換することで、車内で家電が使えるようになります。また、外部入力電源も付いているので、外のコンセントからAC100Vを引き込むことも可能です。その上、外から引き込んだAC100Vで、105Ahサブバッテリーの充電をすることもできます。

加えて、すべての装置をオン・オフできるメインスイッチと、サブバッテリーのゲージを一緒にしたスイッチボックスをオーバーヘッドコンソール内に設けました。ここさえオフにしておけば細かい電源の切り忘れがなくなるので、非常に便利です。

その他の装備として、シャワー付きシンクやフロア照明・スポット照明などもご用意いたしました。もちろん、FFヒーターやフリップダウンモニター、サイドオーニングといったオプションも装備可能ですので、ハイスペック軽キャンパーにグレードアップさせることもできます。

もうすぐ完成いたします。完璧な「ドリームミニ」をお渡しできるよう最後まで気を抜かずに作業にあたりますので、納車の日を楽しみにお待ちください。

装備

  • 2段ベッド
  • 上下段ベッドマット(どちらも二分割)
  • シンク付きキャビネット
  • 清水・排水タンク(各5L・拡張可能)
  • フローリング張り
  • サブバッテリー(105Ah走行充電)
  • バッテリー電圧計
  • 1,800W DC/ACインバーター
  • AC100Vコンセント
  • DC12Vシガーライター差込口
  • 外部入力電源(専用コード付き)
  • サブバッテリーチャージャー
  • フロア照明
  • スポット照明