軽キャンパー ドリームミニ 作業報告
Work Report

作業報告に関する業務日誌

新タイプ 2段ベッド仕様 展示車 作業報告

軽キャンパー ドリームミニ

軽キャンパー「ドリームミニ」2段ベッド仕様初の展示車が完成いたしました。

中古エブリイベースで試作した初号機が予想以上の早さで売れてしまったので、急ピッチで仕上げた二号機です。今回は、日産 NV100 クリッパー の最高グレードGXターボ 4WD 4速オートマ(メーカーの安全装置セットオプション付き)をベースにしました。ちなみに、価格の159万円~219万円の幅は、使用するベース車のグレードの違いによるものです。

添付の画像でもお分かりいただける通り、車内での就寝を中心に考えたシンプルなつくりの軽キャンパーとなっています。

後部居住空間の片隅に普段邪魔にならないように設置されている車載家具と、ヘッドレストをはずした運転席を橋渡しするようにマットをセットするだけ。182cm~203cmの幅で長さ調節可能で、約90kgの重量まで耐えることができる二段ベッドができあがります。

また、下段ベッドは175cmの長さがありますので、それ位の身長までの方であれば就寝することができます。平均的な身長・体重の男性でテストしたところ、上段ベッドはまったくグラつくことなく安定していますし、上・下段ベッドどちらも立膝ができるほどの高さが確保されていることがわかりました。実際横になってもらうとご理解いただけると思いますが、見た目以上に快適に眠ることができます。

左側二列目シートを倒してできるフロアには、スノボや自転車など尺の長い物を積み込むことができます。当然ベッドマットを敷くことで寝床にもなるので、二段ベッドと合わせて全部で大人三人の就寝が可能になります。

そして、車載家具内部には105Ahサブバッテリーや、1,500WDC/ACインバーターが装備されています。サブバッテリーにはもちろん走行充電機能が搭載されていますし、その電力を1,500WDC/ACインバーターでAC100Vに変換することで、車内で家電が使えるようになります。また、外部入力電源も付いているので、外のコンセントからAC100Vを引き込むことも可能です。その上、外から引き込んだAC100Vで、105Ahサブバッテリーの充電をすることもできます。

加えて、すべての装置をオン・オフできるメインスイッチと、サブバッテリーのゲージを一緒にしたスイッチボックスをオーバーヘッドコンソール内に設けました。ここさえオフにしておけば細かい電源の切り忘れがなくなるので、非常に便利です。

その他の装備として、フロア照明やスポット照明などもご用意しました。もちろん、FFヒーターやフリップダウンモニター、サイドオーニングといったオプションも装備可能ですので、ハイスペック軽キャンパーにグレードアップさせることもできます。

すでに展示場に並んでいます。ご見学は大歓迎ですので、どうぞお気軽にご来店ください。

装備

  • 引き出し式2段ベッド
  • 上下段ベッドマット(どちらも二分割)
  • サブバッテリー(105Ah走行充電)
  • 1,500W DC/ACインバーター
  • AC100Vコンセント
  • DC12Vシガーライター差込口
  • 外部入力電源
  • フロア照明
  • スポット照明
価格159万円~219万円
ベース日産 NV100 クリッパー GXターボ
年式平成29年式
走行距離新車ゆえ0km
エンジン660cc ガソリン
駆動式4WD
ミッション4速オートマ
乗車定員4名
備考メーカーの安全装置セットオプション付き