作業報告に関する業務日誌
軽キャンパー ドリームミニ レンタカー 完成
近い将来当店でスタートさせるレンタル事業用軽キャンパー 「ドリームミニ」の第二号が、完成いたしました。
メーカーの安全装置セットオプション(1.レーダーブレーキサポート、2.誤発進抑制機能、3.エマージェンシーストップシグナル、4.車両走行安定補助システム≪ESP-R≫)付きの新車エブリイ ジョイン 4WD 5AGS(オートマ)をベースにした、大人二~三人が一度に寝られる「2段ベッド仕様」です。
なぜ二段ベッド仕様にすることを選んだのかと申しますと、まずはビギナードライバのことを念頭に置いたからです。直感的に使用できる単純明快なレイアウトと装備内容で、道の駅やRVパーク、またオートキャンプ場などの設備が充実した場所へのクルマ旅には最適。初めての方でもとまどうことなく使いこなしていただけると思います。
二列目シートも残してあり、いつでも簡単にセットすることができます。したがって、乗車定員は四名=家族でのお出かけも可能です。
また、新しい試みとして二段ベッドの土台になる大型キャビネットを、これまでの運転席側(右側)ではなく助手席側(左側)に設置いたしました。こうすることで、運転席をそのままにして二段ベッドをセットすることができるので、多少なりとも面倒さが軽減されます。ただし、この場合二段ベッドを設置したままの状態で二列目シートに腰かける際、助手席シート後ろ側(左側)シートにのみ付いているひじ掛けを使用することができなくなります。つまりは、それぞれに一長一短があるということです。
なお、サイドオーニングやFFヒーターなどのオプションも、今後運用していくうえで必要と判断した場合は、随時装備させていく予定です。
お陰様でここのところ忙しくさせていただいていて、レンタルキャンピングカー事業の本格スタートを中々切れずにいますが、出来るだけ早く軌道に乗せられる様に、迅速かつ慎重に事を進めていきたいと考えています。今後進展があり次第逐一ご報告してまいりますので、ご関心をお持ちの方は、ぜひこのブログをチェックしていてください。
「ドリームミニ」二段ベッド仕様とは、車内での就寝を中心に考えたシンプルなつくりの軽キャンパーです。
後部居住空間の片隅に普段邪魔にならないように設置されている車載家具と、ヘッドレストをはずした運転席を橋渡しするようにマットをセットするだけで、長さ約180cm・耐荷重約90kgの上段ベッドができあがります。
また、下段ベッドは175cmの長さがありますので、それ位の身長までの方であれば就寝することができます。平均的な身長・体重の男性でテストしたところ、上段ベッドはまったくグラつくことなく安定していますし、上・下段ベッドどちらも立膝ができるほどの高さが確保されていることがわかりました。実際横になってもらうとご理解いただけると思いますが、見た目以上に快適に眠ることができます。
左側二列目シートを倒してできるフロアには、スノボや自転車など尺の長い物を積み込むことができます。当然ベッドマットを敷くことで寝床にもなるので、二段ベッドと合わせて全部で大人三人の就寝が可能になります。
そして、車載家具内部には105Ahサブバッテリーや、1,800WDC/ACインバーターが装備されています。サブバッテリーにはもちろん走行充電機能が搭載されていますし、その電力を1,800WDC/ACインバーターでAC100Vに変換することで、車内で家電が使えるようになります。また、外部入力電源も付いているので、外のコンセントからAC100Vを引き込むことも可能です。その上、外から引き込んだAC100Vで、105Ahサブバッテリーの充電をすることもできます。
加えて、すべての装置をオン・オフできるメインスイッチと、サブバッテリーのゲージを一緒にしたスイッチボックスをオーバーヘッドコンソール内に設けました。ここさえオフにしておけば細かい電源の切り忘れがなくなるので、非常に便利です。
その他の装備として、シャワー付きシンクやフロア照明・スポット照明などもご用意いたしました。もちろん、FFヒーターやフリップダウンモニター、サイドオーニングといったオプションも装備可能ですので、ハイスペック軽キャンパーにグレードアップさせることもできます。
装備
- 二段ベッド
- 上下段ベッドマット(どちらも二分割)
- シンク付きキャビネット
- 清水・排水タンク(各5L・拡張可能)
- フローリング張り
- サブバッテリー(105Ah走行充電)
- バッテリー電圧計
- 1,800W DC/ACインバーター
- AC100Vコンセント
- DC12Vシガーライター差込口
- 外部入力電源(専用コード付き)
- サブバッテリーチャージャー
- フロア照明
- スポット照明