2015年の2月にリリースを予定していた“新型 スズキ エブリイ”のチラシが、スズキディーラーよりようやく届けられました。正確には2月18日にリリース開始と決まったようです。当店でも、「ホワイトボディのPC 2WD 5AGS車」と、「シルバーボディのJOINターボ 4WD 4AT」の2台を注文しました。到着次第ドリームミニへの改装に取り掛かりますので、3月中に新車デモカーの完成が間に合うかな？といった状況です。先行注文も随時受け付けていきますので、ご関心をもたれた方はお気軽にお問い合わせください。

さて肝心の新型車の内容ですが、まず第一印象を素直に表現すると、「ルックスの大幅な変更がなくてホッとした」といったところでしょうか。キャリイトラックの外観がかなり硬派路線に変更になり、「モロ仕事の車」臭が漂うことになったので少々心配していたのですが、ちょっとキリッとなった程度なので大丈夫でしょう。

このチラシによると、大きく改善された点が3つあげられています。まず1つめが荷室サイズの拡張で、（床面積長：【1,860mm】→【1,955mm】）、（荷室幅：【1,360mm】→【1,385mm】）、（荷室高：【1,195mm】→【1,240mm】）と掲載されています。リアゲート開口部の面積も結構広げられていて、（幅：【1,320mm】→【1,340mm】）、（荷室幅：【1,145mm】→【1,165mm】）となっています。数値で見てこれだけ変化があれば、それなりに違いが実感できるのではないでしょうか。

2つめが、低燃費性能＋力強い走りを実現だそうです。やはりというか当然というか、キャリイにも採用された新型の「R06A型エンジン」を搭載。低中速トルクを向上させ、加速性能と登坂性能もアップさせたクラストップのパワフル低燃費エンジンですが、実際に自分で長い距離を走らせたことがないので、今のところは何とも言えないです。また、これもキャリイから初お目見えになった「5速オートギアシフト（5AGS）」も採用されています。オートマチック専用免許でマニュアルシフトが運転できるとの触れ込みだったと思いますが、要は状況に適したシフトチェンジを細かく（3段階でなく5段階で）管理して実行してくれるというもの。クリープ機能も働くのでバックでの車庫入れなどの感覚もオートマ車と同じらしいです。これも燃費性能の向上に一役買っているということですね。ちなみに、現行モデルと数値で比較すると、（PA,GA 2WD 3AT：【15.4km/L】→PA,GA 2WD 5AGS：【20.2km/L】）、（JOIN,PC,PA 4WD 3AT：【15.4km/L】→JOIN,PC,PA 4WD 5AGS：【19.0km/L】）です。（最高グレードJOINターボには5AGSは搭載されていません。4速オートマのままです。）

そして最後の3つめが衝突被害軽減ブレーキ「レーダーブレーキサポート」の採用です。その名の通り正しいブレーキングをサポートしてくれる安全性能向上のための機能ですが、最初は全部新車なので怖くてとても試せませんね。

現在のところで分かっているのはこれくらいです。詳しくご存じの方がいらっしゃったら、コメントに残していただけると大変助かります。

最後に“エブリイワゴン”のチラシも張っておきます。