比較的安い車両価格や車内の広さ、また普及率の高さなどから軽キャンピングカーのベース車両として選ばれやすい“スズキエブリイ”♪そのオススメのポイントを少し詳しく見てみましょう。

ちなみに、“スズキエブリイ”には実際に6種類のグレードが有りますが、その内の“PA”“PC”“ジョイン”“ジョインターボ”の4種類のグレードについて書かせて頂きます。

まずは“ボディカラー”について。“PA”以外のグレードには、“ホワイト”と“シルバー”以外に“ブラック”が用意されています。

メーカーの表記には“ブルーイッシュブラック”とありますので、“青みがかった黒色”といったところでしょうか？新車をご購入の際にはもちろん全色選べるのですが、“中古車をご購入→軽キャンパーに改装”をお考えの場合は、“ブラック”は極端にその数が少なくなります。

中古車流通量は“ホワイト”＞“シルバー”＞“ブラック”です。“スズキエブリイ”は軽貨物車で4ナンバー登録なので、前オーナーは商用車として購入することが多いため、無難なボディカラーの“ホワイト”と“シルバー”が主流になるためです。そのため中古エブリイのボディカラー“ブラック”をご依頼されると、他のボディカラーよりも時間がかかり、車両価格も高くなる場合があります。

続いて“安全性能”について。“運転席・助手席エアバッグ”は全グレード標準装備ですが、“4輪ABS”は“ジョイン”と“ジョインターボ”の2グレードだけに装備されています。ちなみに、“ブレーキアシスト”装備は“ジョインターボ”のみ。ただ、“4輪ABS”と“ブレーキアシスト”については、事故時等の緊急事態用とお考えの方々が多いようで、厳しく装備にこだわる方は少ないように思われます。

続いては燃費について。

グレード別燃費表(km/1L)

上の表は“10.15モード”での数値です。最近表示が義務付けられている“JC08モード”では、コールドエンジンスタート時も考慮されていたり、より厳格な数値が求められるため、“10.15モード”より約1割マイナスの数値になるとのこと。実際に運転をして計測してみると“JC08モード”に近いのかな？乗り方にもよりますので1～2km/Lは誤差の範囲内の気がしますが。