プレスリリース
軽キャンパー ドリームミニ オプション FFヒーターに関して
べバストのFFヒーターが、いちばん有名ですね。他にも“トルマ製FFヒーター”などあるのですが、とてもコンパクト&高性能なので、特に“軽キャンパー”に設置するのであればほとんどがこの“ベバストFFヒーター”です。
“FFヒーター”とは、
燃焼用空気を室外から給排気筒を通して
wikipedia
燃焼用送風機の力で強制的に取り入れ
発生した熱を送風ファンで室内へ送り出し、
排気は給排気筒を通して室外に出す方式。
FF式はForced draught balanced Flue typeの
頭文字をとった略称。
とウィキペディアには書いてありました。
車で使用する“FFヒーター”は“燃料=ガソリン(軽油)”で、ファンはDC12Vか24V電源、つまりバッテリーからの電気でまわします。本当によく暖まるので、熱すぎることはあっても寒くて耐えられなくなることは皆無です。これさえあれば車中泊では寒さ知らずで、一晩中Tシャツで寝ていられます。消費燃料もガソリンだと8時間で約1ℓ。消費電力も14~29W(2.5A)ほどで、105Ahのサブバッテリーなら理論上30~40時間つけっぱなしでも大丈夫なぐらい。更に車のヒーターを使わない=アイドリングしないということで、二酸化炭素削減にも一役かっています。
良いことずくめに聞こえますが注意点が2つ程あります。一つ目は“高価”なこと。これは人それぞれの考えがあるので一概に高いとはいえないのですが、一番安価なタイプ“AirTop 2000ST”でもメーカー希望小売価格170,100円で、取付手数料が(色々と値段設定がありますが)4万~7万円、他に送料などの諸費用や車を預けて工事してもらう手間等を考えると結構な負担です。「冬はそんなに車中泊しないんだよな・・・」なんて方はご購入をよくお考えになったほうが良いと思います。
二つ目は取り付けに関して。機械に詳しくて車の難しい修理等も苦もなくこなせてしまう方は、ご自分で設置工事をやられているみたいですが、車の燃料タンクからガソリンを引っ張って燃やすヒーターですから、当然のこと一歩間違えると大変危険です。また、燃料供給だけでなく、排気も車内に入り込むことのないようにする配慮が必要です。もうすでに取り付け済みのキャンパーに乗られているオーナー様も、車の下から伸び出ている排気管が、何かの拍子で車の腹の下側に入り込まないようにご注意。そのまま車中泊で使用して、“一酸化炭素ガス”が車の下に溜まってしまって危険との情報もあります。
取り付け販売店になるにも研修を受ける必要のある作業ですので、取り付けやメンテナンスは経験豊富なプロにお任せ下さい。では最後に“ベバストヒーター AirTop 2000ST”の規格を書いておきます。
暖房出力 | 1.0~2.0kW |
燃料消費量 | 0.14~0.27 l/h |
消費電力 | 14~29W |
寸法(L×W×H) | 311×120×121mm |
重量 | 2.6kg |