プレスリリース
軽キャンパー キャブコンとバンコンの長所と短所
以前書かせていただきましたとおり、軽キャンピングカーのモデルには“キャブコン”、“バンコン”、“トラベルトレーラー”、“ピックアップキャビン”の4種類があります。
今日は、主要2モデルである“キャブコン”と“バンコン”について書かせていただきます。“トラベルトレーラー”と“ピックアップキャビン”も巷のオートキャンプ場では大活躍中なのですが、それはまた次の機会に。
キャブコン軽キャンパーの長所
居住空間が広い
キャブコン軽キャンパーの長所はこれにつきます。立って移動できる高い屋根。大きい収納スペースなど長期滞在のキャンプをするには、嬉しいポイントですね。
比較的に装備が充実している
選ぶオプションによりますが、キャンピングカーの装備はスペースさえあれば取り付けられるものが多いので、その気になれば超多機能キャンパーに変身させることが可能です。
キャブコン軽キャンパーの短所
比較的に費用が掛かる
あれだけの改造が施してありますので当然価格も高くなります。また、車体価格だけでなく、軽自動車の規格を超えてしまうほど大きいキャブコン軽キャンパーは、普通車キャンピングカー(白8ナンバー)で登録されるので、自動車税や重量税などの維持費も高くなります。
車のパワーが落ちる
車体重量も重くなりがちのキャブコン軽キャンパーで、もとから非力の軽自動車ですからパワーは落ちます。“ゆっくり旅”なら良いのですが、抵抗のある方もいらっしゃると聞きます。
バンコン軽キャンパーの長所
比較的に費用が安い
ポップアップルーフが装備されていたりしますが、基本的にはボディに大きな改造を施さないバンコン軽キャンパー。車体価格自体も安くなりますし、税金などの維持費も軽自動車登録でとっても安くなります。
車のパワーが落ちない
車体重量もそこまで増える訳ではなくボディの改造も少ないバンコン軽キャンパーは、普通の軽バンを運転しているのと変わらぬ感覚で運転できます。燃費も良いですよ。
バンコンの短所
比較的に狭い
立って歩くのは困難で、色々とアイディアを駆使してありますが、どうしても収納スペースが小さくなってしまうバンコン軽キャンパー。狭いのが一番のウィークポイントです。
比較的に装備が充実させるのが難しい
FFヒーター・シンク・ポータブルトイレ、その気になれば冷蔵庫・発電機だって積めてしまいますが、
寝る場所がなくなってしまいます。
軽キャンピングカー“ドリームミニ”で99連泊したお客様がいらっしゃいまして、お車を拝見しましたら、『すごい、これは最早家の中だな・・・』と思うほど装備が充実していましたが、複数人数で遊びに行こう・・・となるとそうはいかないでしょう。
お気づきかと思いますが、キャブコン軽キャンパーとバンコン軽キャンパーで全く対照的な内容になってしまいました。他にも長所短所は考えればいくらでも有ると思いますが、究極にまとめると“広い・狭い”、“高い・安い”、“走る・走らない”ではないでしょうか?
もちろんキャブコン軽キャンパーは広いとはいえ、普通車のトラックベースキャブコンよりは狭いですし、バンコン軽キャンパーがよく走るとはいえ、排気量の大きい(ターボ付き等の)普通車バンコンには劣ります。
また、それぞれ皆さんのお考えもあり、『キャンプ行くだけなのにそんなに早く走らなくていいじゃん。』『長期滞在はしないからそこまで気合入った装備は要らないよ。』などのご意見も良くお聞きします。
ご購入をお考えの方は出来れば“実車”をご覧になって、よく吟味されてからお買い上げください。